NEWS | 2018/03/12 |
【2018.03】 ガーナより
~独立記念日に感じるガーナ愛~
3月6日、ガーナは61回目の誕生日でした。そう独立記念日です。独立記念日の日は各 地で行進大会が行われます。一度だけ2011年の独立記念日の日にアフィフェ村で開催 された行進大会を見学しました。村内運動会のような雰囲気で、サッカーチームがまるでお 笑い芸人のようなパフォーマンスをしての行進や、マーケットマダムの賑やかな行進の中 には仮装して楽しんでいる人もいました。老いも若きも皆独立記念日を心から祝福し行進 を楽しんでいるのが十分伝わってきました。見学をしたのはそれが最初で最後で、今年も SNS で挙げられるガーナのラジオ局の写真を見ながら、ガーナの人たちのガーナ愛を感じ ていました。心から祝福して全身で楽しむ独立記念日の行事の行進は、1週間前ともなると 学校では猛練習となります。先生方も日頃の授業よりも熱心に指導をしているなぁと感じ てしまうほどです。今年もそうした猛練習を目にしました。学年ごとに分かれて行わる練習、 先生たちは並び方、手の降り方、足の上げ方と細々指導していきます。園児と低学年は行進 をしないので、練習を見ながら真似して行進します。みんなこの行進に出場するのが憧れな のだろうなぁと、まだ小さな子どもからもガーナ愛を感じるのです。今年の独立記念日は晴 天に恵まれましたが、2014年の独立記念日は大雨でした。こんな雨だとアフィフェ村の 行進大会は中止だろうなぁと思っていたら、大雨の中でも大会は開催されたと聞きとても 驚きました。
ガーナの人たちのガーナ愛は日常生活の中や学校で活動する中で多々感じることが多く あります。これはまた別の機会にお伝えしたいと思います。
写真は今年の練習風景です。この日は木曜日、練習するのはこの日と金曜と月曜日しかな いということで猛練習でした。
2018年3月8日 スプートニクガーナ
国分敏子