NEWS | 2025/11/02 |
【ガーナより】No.88
『Chat gpt と翻訳アプリが大活躍するようになってきた昨今に思う事』
10 月中旬頃より暑さが戻って来たガーナ、9 月はまだ本格的な暑さは無かったような気がしますが、今はもう完全に暑い季節となりました。若干ハマターンの第一弾もやって
きている気がします。学生ツアーに参加した生徒から時々、SNS のメッセージ機能でメッセージをもらいます。どの生徒も英語ではなく、日本語のローマ字打ちであったり、日本語のひらがな打ちであったりして、あーこの子はアプリを使ってメッセージをしてくれているのだなと、メッセージをくれた喜びとともにアプリの機能にとても感心してしまうのです。このアプリに関して触れたものが過去のガーナ挨拶(No,62 2023 年 9 月 4 日~4 年ぶりの一時帰国に思うデジタル社会と技術の発展)にも書いています。この時の挨拶では、日本の学生とガーナの学生の間で翻訳アプリが大活躍していたと記しました。さて、先日私にメッセージをくれた学生は、最初私に対して呼びかけから始まるわけですが、次に「まだガーナにいますか?」の日本語の問いかけだったので「来年の 8 月に日本に帰ります。」と返したら「わかりました。でも、ガーナでの滞在を楽しんでいただければ幸いです。」と明らかに Chat gpt か翻訳アプリを使っての返信が来たのです。「では」ではなく「でも」と丁寧な言葉遣い、そして「幸いです」という言葉。この幸いですという言葉は、私自身、使う事に慣れていないので「嬉しいです」に変えてメールを打ったり、またその場面では「嬉しい」という言葉よりも「助かります」のほうが適してるなと感じたら、適時、その場に合った言葉を選んで使っているのです。学生ツアー中、自分の感じたことをアプリを使い簡単な日本語で話していた生徒もいました。「疲れた」「お腹いっぱいです」など日本語を話していたのですが、その中で気になった使い方がありました。「ありがとうございます」の対義語は「どういたしまして」なわけですが、日本人は目上の方やお客様から言われた場合、「どういたしまして」ではなく「こちらこそ、ありがとうございます」や「こちらこそ、お時間ありがとうございます」など英語で言うなれば、same to you があるのですが、目上の人からの返事に「どういたまして」と応えるのです。「どういたしまして」ではなく「どういたまして」と応えるのです。かくいう私自身も、翻訳アプリを大活用しています。GEISHA★KITCHEN の英語版レシピはもちろん翻訳アプリを使っての編集、英語で書類を作成しなければならない時も全て翻訳アプリに頼り、出てきた文章の中から他の翻訳も見て適した文章を当てはめているのです。本当に便利な時代になってきました。辞書を引かずして携帯一つで英文が作れてしまうなんて、10 年前、英語の資料作成を英語辞書を調べながら作成していた頃がたいへん懐かしいです。「mn」の小文字が続いた時、目を細めて確認していましたが、今はアプリがあるからわかりにくい小文字が続いても目を細めることはしなくなりました。しかし、あまりにも発展しすぎて便利になってしまっているからこそ、翻訳された文章はその場面に適しているのか?と考える事を忘れずにしないとならないと思うのです。そして、また学生から日本語でメッセージが来るのを楽しみに待ってしまうのです。
2025/10/30 ガーナ挨拶No88
スプートニクガーナ
国分敏子



