GHANA

代表挨拶

アートって素晴らしい!! 褒めて褒めて褒めちぎるって素晴らしい!!

~臨床美術士 チョコレートバイヤーみりさんのアート活動に同行して~

 


「去る3月」が間もなく去ろうとしています。本当に、この3月もあっという間に過ぎて行きました。3月後半にフェリシモのチョコレートバイヤーをされている木野内美里さん みみりさん)がJICA主催の1週間のスタディツアーに参加後、アフィフェでのアートの授業を含め計4か所を訪問するので同行させていただきました。みりさんとの出逢いは2011年、東日本大震災復興支援チャリティイベントがガーナのホテルで開催された時です。チョコ旅でガーナに寄ったみりさんに「そろばんの授業を始めようと思っている。」と話すと、日本に戻られて直ぐにそろばんを数本集めて送ってくださいました。フェリシモでやっている 「地球村の基金」を紹介してくださり、現在やっている Your future is madeby reading books』の礎となった「わくわく扉プロジェクト」として書架や書籍を購入する助成も受けさせていただきました。ガーナで出逢い、東京で一度お会いして以来の再会となった2024年3月、一緒に過ごさせていただいた4日間はみりさんの臨床美術を通して「みんな違ってみんな良い」を学ぶ機会ともなりました。そして常に全力投球でアートを伝えるみりさんに感服したのです。出来上がった作品を褒めて褒めて褒めちぎるみりさん、しかしその褒める言葉の中には決して「上手だね。 」という言葉を使わない。私も子どもと接する中で、絵を描いた子どもに対して 「じょうず」という言葉を使わず褒めるも 「すごいね。 」「食べたら元気が出そうなバナナだね。」と語彙がとても少ない。 「すごいね。」という言葉しか浮かばない。しかし、みりさんはたくさんの魔法の言葉を使い完成した作品を褒めるのです。一日目は、アクラ日本語補習授業校、二日目は、今後そろばんの授業をさせていただくボルタ湖のほとりにある学校、三日目はアフィフェ、四日目はアクラ市内の高校で美術を専攻しているクラスとみりさんの行なうアートの授業は、授業を受けている全員が楽しそうにイキイキと作品を手掛けていました。そして、訪問した先々で「またやりたい。」と声が挙がるのです。ガーナの学校においては子どもから「ミリ」「ミリ」とみりさんを呼ぶ声も挙がっていました。毎日、全身全霊で全力投入での授業は疲れてしまうのでは?と心配になったほどです。みりさんは「としこさん、さすが先生だわ。」とガーナの子どもを取りまとめる私の姿を見て言ってくださいましたが、アフィフェに関して言えば、ダラダラと作品作りする子どもに対して強制終了する事もしばしばだったり、道具の管理を常にガミガミ言う私の授業とは違う顔で作品に取り組む子どもの顔は目に焼き付きました。このみりさんの授業の様子は、私のインスタグラムでご覧いただけますので、どうぞ`@TOSHIKOKOKUBUを検索してくださいませ。

 

                           2024/3/29 ガーナ挨拶No69
                              スプートニクガーナ

国分敏子


ガーナスタッフ国分敏子が特集されました!


・・・・2024年

2024年1月<PDF>

2024年2月<PDF>

2024年3月<PDF>

2024年4月<PDF>

2024年5月<PDF>

2024年6月<PDF>

2024年7月<PDF>

2024年9月<PDF>

2024年10月<PDF>

2024年11月<PDF>

2024年12月<PDF>

gotoTop