NEWS | 2022/03/10 | 

【No.44】ガーナより

読み聞かせと工作を組み合わせた発展型授業の取り組み

~THE WILD THINGS ARE かいじゅうたちのいるところ を創造性豊かにする~
去年 2021 年 1 月学校再開になってから取り組み始めた「読み聞かせと工作を組み合わ せた発展型授業」は三匹のこぶたの絵本を三年生クラスから KG2 にかけて行なったとこ ろ、子どもたちにも先生にも好評で、そうした中改めて感じたのが低学年層への教育を手厚 くすることが大切という事でした。日々感じる子どもたちとの関わり方などふまえ今年度 は「THE WILD THINGS ARE」の読み聞かせと工作の実践をすべく2月末までに3年生、 4年生、2年生と行なってきました。現地語での説明が欲しく読み聞かせ時からガーナの先 生の協力を得られたのは3年生のみとなり、ガーナの先生と一緒に授業を行なうという点 からするとなかなか難しいものとなってしまいました。また私自身の読み聞かせもまだま だパーフェクトとは言えないもので、そうした中でも子どもたちを見ると物語に引き込ま れていく様子がわかり、絵本を読んで聞かせる事は集中力、想像力、創造性が育まれるもの だなと実感できました。2年生で読んだ時の事、マックがかいじゅうたちのいるところに着 いた時に最初に出会ったかいじゅうを見て「わぁー、ドラゴン」と目を輝かせた子どもがい ました。かいじゅうがたくさん出てくるページになると顔を伏せるもまた再び顔をあげて にっこりする子どももいました。読み聞かせであっても私の場合、小芝居が入ってしまいま す。正しい読み聞かせがわからないでいるけれど、子どもたちが楽しんでくれるなら私は私 の読み聞かせのやり方で良いと思いました。今回、読み聞かせ後の工作は、かいじゅうをイ メージして茶紙の袋でパペット作りと、ビー玉を重り代わりにしてゆらゆら揺れるかいじ ゅうを作りました。紙袋を使ったパペット作りは1年生から3年生、風船とビー玉を使った 工作は4年生5年生です。KG クラスでは紙皿を使ってかいじゅうのお面を作る予定でいま す。学年によって工作の目当てを変えています。1学期は4月中旬までなので、まだ廻って いないクラスで「THE WILD THINGS ARE」の読み聞かせをし、2学期はまた違う絵本 の読み聞かせと工作をしていきます。 (ガーナ挨拶 No 44)

                           2022/02/28 ガーナ挨拶No44
                              スプートニクガーナ

国分敏子

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Share on Tumblr
gotoTop