NEWS | 2022/06/09 | 

【No.47】ガーナより

ガーナの地で再会~こんなところに日本人取材から9年~

~千原せいじさんが図書館視察のためガーナに来てくださいました~
今から9年前の5月、「こんなところに日本人~せいじがアフリカ54か国に住む日本人 に会いに行く」のテレビ番組で千原せいじさんがアフィフェ村とアクラの住居先を訪ねて くれました。この取材をきっかけにせいじさんと交流をし、4年前にせいじさんが一般社団 法人ギブアウエイを立ち上げ、私の活動を支援してくださるようになりました。去年、造っ た図書館建設プロジェクトはギブアウエイ様の協力があって行なうことが出来ました。そ の図書館の視察に9年前と同じ時期にアフィフェに来てくださいました。テレビ出演後、物 見遊山で学校訪問をする駐在員帯同家族ツアーはありました。このツアーがきっかけで学 校側とトラブルにもなりました。子どもたちの為にならない日本人訪問をずっと避けてき ました。不安と楽しさが入り混じった中で迎えたせいじさんのアフィフェ訪問でした。正直、 私は9年前、せいじさんをタレントの千原せいじさんという思いで接してはいませんでし た。取材を受け、ずっと昔からの気心知れた友だち、たいせつな親友という思いでいます。 一時帰国する際に、都合が合えば会いに行っていたせいじさんですが、今回の様に9年ぶり にガーナで会うのは日本で会うのと違う思いでした。図書館を視察したせいじさんからは 貴重なアドバイスをたくさんもらう事が出来、あの小さな図書館だからこそ、本で埋め尽く そう、学年に関係なく本に触れることのできる図書館にしていくのが目標となりました。自 分だけでは気づかない事を気づかせてもらえました。せいじさんが言っていた「子どもたち のため」という言葉、胸に突き刺さりました。子どもたちの為に造った図書館を、いつしか (本がなくならないように、イスなどの備品が持ち出しされないように)と目くじらを立て て見ていたことも否めません。活動の根底にあるものが「教育」であることを改めて気づか されました。9年前の「こんなところに日本人」でガーナは私にとってどんな思いを持つ場 所なのかも紹介されました。「子どもたちの未来が輝くために全力投球する場所」の文字と 一緒に、子どもたちとせいじさんと撮った写真が出されました。図書館の本を増やしていく、 ガーナの先生と一緒に授業を行なう、そろばん教室の運営を確立するなど、まだまだ全力投 球をしていきます。

                           2022/06/04 ガーナ挨拶No47
                              スプートニクガーナ

国分敏子

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