NEWS | 2022/08/02 | 

【No.49】ガーナより

子どもたちの光でありたい

~ツイッターのコメントで戴いた言葉より~

 

7月もあっという間に過ぎていきました。8月に入ると学期末テストがあり、それが 終わると約1か月のスクールバケーションに入ります。7月は1か月の間に中二クラス から下は幼稚園の年長クラスの授業を行なうと自分自身に課題を与えました。村に行く トロトロと呼ばれる乗り合いバスは定員にならないと出発しないため、首都アクラを出 発する時間が遅くなればなるほど、学校に着く時間も遅くなり貴重な授業時間も一コマ 出来ないという事がありながらも課題をクリアしました。何よりも子どもや先生が私の 授業を待ち望んでいてくれることがうれしく、それが活動の原動力にもなっています。 授業の様子をオンタイムでアップするツールとしてツイッターを使っているのですが、 先日アップしたところ「としこさんは、こどもたちの光です。」ととても嬉しい言葉を 貰いました。子どもたちは私をどのように見ているのかわかりませんが、子どもたちの 光でありたいと思ったのは事実であり、今までそう思う事はなかったので嬉しく感じた と同時に、子どもたちを照らし続けていたいと改めて思いました。なかなか授業に行け ないでいた2年生の子どもは私を見る度に「どうして2年生に来ないの。来てよ。」と 現地語で怒ったり、「トシコが授業に来ない。」と口をとがらせ不貞腐れ机に顔を伏せて 泣いた5年生の男の子、私が学校に着き私の姿を見ると「トシコ、来て。」と手招きす る2年生1年生そして年長クラスの園児。自分を必要としてくれている子どもがいる限 り、この子どもたちを光で照らし続けていきます。

                           2022/08/01 ガーナ挨拶No49
                              スプートニクガーナ

国分敏子

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