NEWS | 2018/01/07 |
【2018.01】 ガーナより
2018 迎春
~旧年中はたいへんおせわになりました。新しい年もよろしくお願いいたします。~
新年に入り、ガーナはハマターンが一層強くなってきました。ハマターンは、その年によ っても違いはありますが、毎年12月から1月頃にかけて西サハラ砂漠から砂が季節風に のってやってきます。この時期の太陽は白くて、視界は白く霞んでいます。私がガーナに最 初に来たのは2010年の1月です。この時のハマターンの事はあまり良く覚えていませ んが、赤土が煙をあげて舞い上がりどこへ行っても埃っぽかった記憶があるので、ハマター ンだと言われていたのでしょうが、この言葉はどこかで消えていってしまったのかもしれ ません。2010年の1月は2週間の滞在。その年の9月の後半からガーナに移住してきて いるので、このハマターンは9回目の体験となります。ハマターンの季節は、日中太陽の陽 射しが遮られるので過ごしやすくてとてもいいのですが、病気を運んでくるともいわれる ハマターンはまさに少々厄介なものでもあります。飛沫感染による病気が多いとも聞くの で、咳くしゃみには十分気をつけないとなりません。日本もこの時期、風邪やインフルエン ザが流行ってきますよね。気をつけないとならないところはガーナに居ても日本に居ても 同じですね。
冒頭がハマターンの話になり、旧年中にお世話になったお礼がすっかり遅くなってしま いました。申し訳ありません。2017年はたいへんお世話になりました。改めて、ありが とうございます。皆さまの支えがあってガーナ在住8年目を迎えることが出来ました。本当 によくここまでやってこられたなと感慨深くなります。皆さまのおかげによるものです。 計画をたててもことごとく打ち砕かれ、なかなか進まない案件、考え方の違いなど何年住ん でも慣れることなく悔しくて怒りで溢れてしまうことがありますが、迎えた新しい年も屈 することなく邁進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
2018年1月3日 スプートニクガーナ
国分敏子