大統領選挙を終えて
~平和を愛するガーナの国だからこそ~

先ずお詫びを。月一回の更新を目指したいと前号で意思を表明しておきながら、段々と日 が伸びてしまいました。自分のお尻を叩きながら「毎月25日発行」を目指していきたいと 思います。今回の号は11月号としてご覧くださいませ。

無事にガーナの大統領選が終わりました。12月7日が投票日。9日の夜遅くに開票結果 が出ました。その間、町がいつもと違い静まり返り、とても怖く感じました。ガーナの祝日 は前日に決まることも多くあります。予定もよく変わることがあります。当初、この選挙日 は11月7日でした。ところが1か月ずれての投票日。また12月にはファーマーズデーの 祝日が毎年だいたい第一金曜日頃あり、金土日と3連休になるのですが、今年もそうかと思 いきや、突然金曜日前夜(明日は祝日ではありません、祝日は大統領選の日です。)と発表 されたそうなのです。もちろん私が知ったのも後日。その大統領選、選挙前には、各政党の 支持者が旗を持ってのデモ、老若男女問わず、バイクや車に乗りお祭り騒ぎの暴走。そうし たお祭り騒ぎを見てきたから、町が静まり返っていた時、とてもとても怖く感じたのでした。 開票結果が出る前、8年続く現政権大統領は(結果がどうであれ真摯に受け止める)と発言 していたそうです。そうした発言もあってなのか?開票結果後は、抗議のために暴動が起き るなどなく平和だったのだと思います。そして、何より驚いたのが、翌週には新政権となっ た赤白青の政権カラーに象さんマークグッズを扱う売り子がマーケットに目立ったことで す。ボックステッシュでさえ、象さんマーク。これには驚いたと同時に、こうした物がガー ナ国内で作られ、ガーナ人が潤うならいいのだけれど、また他の国に食い物にされてはない か?と考えてしまいました。大統領就任式は、来年の1月7日土曜日です。この日も急に祝 日になるのでしょうか。きっとお祭り騒ぎになることは間違いないでしょう。

11月の授業にて。2ホームのオゥガスティナちゃんと。