『ガーナの若い先生を育てる』これは以前より私が抱いている目標ですが、なぜ若い先生 に固執していたのだろうと思うとたいへん恥ずかしくなります。どこかで、ガーナの先生は 探求熱心ではないと勝手に思い込み、そのガーナの先生と分かりあおうとする気持ちさえ 持とうとしていませんでした。今働いている先生と一緒に授業を創りあげていくことが大 切だと感じるようになってきました。今は『ガーナの先生と一緒に授業をする』が目標です。 前号でお伝えした絵本の読み聞かせと工作の実践授業では3年生の先生のみの協力が得ら れたことを書きましたが、以後行なったこの「WHERE THE WILD THINGS ARE」の読 み聞かせと工作の実践では担任の先生と一緒に授業を行なう事が出来ました。また先生の 中には私の訪問を楽しみにしてくれている先生もいます。それは、私が行ったことで授業を しないで済むという考えではなく、一緒に授業を楽しみたいという思いという事が十分伝 わってきます。私もガーナの先生と一緒に授業をするのがこれからも楽しみです。