雨期に突入した6月、土砂降りの雨が短時間で終わる時もあれば長時間降り続く時もあ り、また霧雨のような雨が風に吹かれて横に降り、降りは小降りであっても濡れる雨の時で あったりする中、想いを馳せるのはアフィフェの子どもたちの事です。6月は学期末テスト が前半に有り、テストが終わり短いスクールバケーションとなるため私自身は学校に行っ ていない中、短い学期だったからこそいつも以上に子どもたちの事を想うのかもしれませ ん。またバケーションでも学校に行っている子どもがいるからなのでしょう。2学期を振り 返り、短い期間であったものの中 3 クラスから下は KG2 まで授業を行なう事が出来まし た。そうした中、2学期はある一つの目標を持って授業計画を立てました。工作で人気の『作 って遊ぼうシリーズ』で楽器をテーマにそれぞれの学年に見合ったものを作りました。3,4 年生はトイレットペーパーの芯とピュアウォーターの袋を使ってマラカス作り。音の具に ビーズを使いました。5,6 年生では『The Pied Piper of Hamelin』の絵本を読み聞かせし た後にストロー笛を作り、ブーブー鳴る音を楽しみました。このストロー笛作りで感じたの は、子どもは遊びの天才だなという事です。今回このストローの切り方を指導するものの、 私自身が音を上手に鳴らす事が出来なかったのですが、ストローをハサミで切り、それをく わえてブーブーと鼻の孔を膨らませながらも嬉しそうに楽しそうに鳴らす子どもを見て大 笑いしたものの「すごいな」と感じたのでした。中学2年生では、現在中学3年生が2年生 の時にやったランチボックスをアフリカ大陸の形にくりぬき輪ゴムをひっかけて音を奏で るギターを作り、THE ALFEE のメリーアンを唄いました。サビ部分の「メリーアン、メ リーアン、メリーアン Won’t you stay for me」のみ子どもが唄いましたが、たいへん盛 り上がりました。今回、マラカスで使ったトイレットペーパーの芯やギターの本体部分にな ったテイクアウェイのランチボックスをトロトロで村まで持って行く時、潰れないように と毎回注意をいつも以上に払いますが、こうして子どもの楽しそうに作って遊ぶ姿を見る と、取り組みをして良かったなと思うのです。『作って遊ぼうシリーズ』は定番人気のパラ シュートに加えてこのマラカスそしてストロー笛にギターも仲間入りしたものになりまし
た。
さて3学期は予定通りなら 7 月3日の週から始まります。スクールバケーション中でも
受験が 9 月予定の中学3年生の生徒は授業カリュキュラムが足りていないため登校してい ます。その中学3年の生徒たちへの想いは募るばかりでいます。残された中3の生徒との時 間を受験のための授業も大切だけれども私が出来る事を7月にしたいと思います。