GHANA

代表挨拶


2019年一時帰国中の活動報告はこちら


本当にたいせつなことは何なんだろうと考えた時に行きついた答え


「~持続可能な教育をするために後継者を育てる~

ガーナの学校は公立私立とあり、私立はいわゆる裕福層の子どもが通う学校とそうでない学校 があります。ここで記する裕福層の通う私立の学校は、外国人対象ではなくガーナ人が通う学校 で、先生も選りすぐりの先生、授業料は日本の良いところの私立の学校とさほど変わらないと聞い たこともあります。一度、草の根支援で造られた日本文化教室のある学校を見学したことがありま す。畳のある教室はもちろんのこと、トイレが校舎内にあり水が流せることにたいへん驚きました。 裕福層の子どもが通う学校とそうでない学校。私が活動しているのは後者のそうでない学校にな ります。先生は選りすぐりの・・・ではなく親族や学校を卒業した元生徒が教鞭をとっています。教 員免許を持っている先生はおそらくいないでしょう。村の学校で活動して 9 年、これまで何人もの 先生が入っては消えての繰り返しです。仲良くなっても早くて 1 年でいなくなってしまう、2~3 年で いなくなってしまいます。その背景にはお給料の低賃金や未払い問題などがあります。一度、辞 めていった先生に偶然会ったことがあります。「お給料が低くて辞めた。今はアカチの学校にいる よ。」とその先生はいいました。元卒業生が教鞭をとっている姿もこれまでに何人か見てきました。 頑張ってやっているな~と思っていてもいつの間にか姿を消してしまうのです。辞めていくことは、 彼らの人生なので何も私は助言することは出来ないけれど、ましてや仕事の少ない村で、低賃金 や未払いの続く学校の先生よりもいい仕事に出会えたのなら、その仕事に就くのもいいのかもし れません。新学期の始まった 9 月にまた学校の卒業生が授業をしているのを目にしました。最初、 誰なのかわかりませんでした。彼は自分から名乗ってきました。セラスイ 20 歳でした。セラスイが そろばん教室に通っていたというので、セラスイが通っていた時期のそろばんノートで彼の名前を 探し、その当時のそろばん教室の写真や授業の写真を探し、ようやく彼を思い出しました。目立つ 子どもでなくとてもおとなしい子で、何を言っているのかわからないので口元に耳を近づけないと わからない・・そんな子どもでした。実際、9 月に再会して名乗られた時も声が小さくて、セラスイと そろばんしか聞き取れなかったのです。そのセラスイは再会した後、週ごとに会うのですが段々と 声が聞き取れるまでのトーンになっていて先生という仕事に自信とやりがいを持っているように思 えました。そして、私の授業に対しても熱望してくれ、私が行った授業を他のクラスでもやりたいと 言ってくれるようになったのです。セラスイはおとなしくて目立つことがなかった生徒だったけれど、 当時私の授業を楽しみにしてくれていた生徒だったことを思い出させてくれました。そして、セラス イと接して新たなる想いが生まれました。後継者を育てるという想いです。この村のこの学校で子 どもたちがワクワクドキドキするような授業を作る先生を育てたい。先生に授業のワークショップを したいと強く想いました。持続可能な教育をするための後継者づくり、これからの活動はこのことを 十分に意識して行っていきます。
セラスイに助っ人に入ってもらった時の小 3 の授業 2019/10/10 ※この授業の助っ人に入った後にセラスイから小 2 のクラスでも同じことを自分がやりたいと言
われました。この日やった授業は、折り紙で王道のネックレスづくりと折り紙で簡単におれるブタの 折り紙。歌は(こぶた たぬき きつね ねこ)を歌いました。

この日は、学校に着くのが遅く授業が出来ず、授業でやろうとしていたくれよんのスクラッチ技法を セラスイに指導して授業でやるように託しました。セラスイがスクラッチしたメッセージは Pray For Japan です。2 週間前に台風 19 号で甚大な被害を受けた日本にビデオレターを贈った際の言葉を セラスイは刻んでくれました。 (2019/10/29)
どんどん若い先生を巻きこもうと思い行動に移しました。今、先生をやっている人たちは子どもの 頃のこうしたワクワクドキドキする経験が皆無です。先生が作る楽しさ教える楽しさを身につけれ ば絶対に自分の授業としてやりたくなるなすです。 マガジンツリーを作っています。この日6年生 で授業を行った後の休み時間にセラスイと二人の若い先生とマガジンツリー作成しました。 (2019/11/7)
長年取り組みたくていた万華鏡づくりを念願かなってようやく出来ました。中三のクラスで取り組み しました。その際に、先生にも一緒に万華鏡を作ってもらいました。先生には万華鏡のメカニズム を生徒の説明してもらいました。(2019/10/1)
セラスイにも今いる先生にもずっといてもらいたい、わくわくドキドキする授業づくりを引き継いでも らいたい、私の挑戦は始まったばかりです。

                           ガーナ挨拶No29
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国分敏子


ガーナスタッフ国分敏子が特集されました!


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